トピックストピックス抹茶(抹茶の官能評価)
伝統を引き継ぐ抹茶のこだわり
お茶づけの鮮やかな緑色は「抹茶」の色です。永谷園の起源は、江戸時代中期に煎茶の製法を発明した永谷宗七郎(後の永谷宗円)にさかのぼります。日本緑茶とは切っても切れない関係にある永谷園。今回は抹茶の購買担当者の声を紹介します。
日本茶葉の本場から
お茶づけに合った抹茶を探す
60年以上親しまれている「お茶づけ海苔」ですが、お客さまから「お茶づけはお湯で食べるのかお茶で食べるのか」とよく尋ねられます。
「お茶づけ海苔」に入っている調味玉の緑色は「抹茶」の色です。
抹茶は国産の茶葉を使用し、お茶づけにした際に鮮やかな緑色で風味の良いものとなるような品質を選んでいます。
ですので、熱いお湯をお使いいただくと抹茶本来の風味がほどよく引き立ちます。お好みでお茶をかけていただいても結構ですが、ぜひ一度お湯をかけてご賞味いただくことをお勧めします。
抹茶は複数社から購入しており、製造メーカーによって品質が異なります。そのため、毎月各メーカーからサンプルを取り寄せて、科学的に品質を確認するほかに、購買担当者と品質管理担当者による官能検査(※)で使用可否を判定しています。
お茶づけに適した鮮やかな緑色で風味の良いものはどれか、機械で測定することもできますが、最終的には人の目と鼻と口とで確認するのが一番確実なのです。
- ※官能検査:人間の感覚(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚など)を用いて製品の品質を判定する検査。
担当者の声
学生時代から10年ほど茶道に親しんだ経験から自宅でも休日にお抹茶で一服する時間を楽しんでいます。購買の仕事に就いて以来の念願が叶い、抹茶の担当になり、好きなものを仕事にできる喜びを感じています。お茶づけやふりかけに使用する抹茶も茶道用と同じく産地や製法、季節により品質差があります。商品にその差が影響しないように選定するよう心がけています。
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