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- 第3話 ヨーロッパへ
新商品のヒントを見つける旅はヨーロッパへ。最初の訪問地モスクワは食料事情が悪く(当時)、しかも大雑把な味付けで、繊細な味覚のA氏の口には残念ながら合わなかった。
オーストリアの首都ウィーンでは、ウィンナ・シュニッツレル(牛カツのような料理)を堪能。しかしミネラル分の多い水にお腹の調子を崩し、10分おきのトイレ通いに。奥さんの作るお粥を恋しく思いながらも、新商品のことを考え続ける仕事熱心なA氏であった。
スイスでチーズフォンデュを楽しんだ後、食の本場フランスへ。濃厚なソースが特徴のフランス料理と素材の味わいを重視する日本料理との違いに思いを巡らせたり、フォアグラを食べながら頭の中で鮟鱇の肝と比べたり、様々なチーズを食べたりして開発のヒントを探したが、これは!という出会いには至らなかった。